家系図を作成すると何がわかる？家系図はただの記録ではない！
家系図は先祖から自分につながる流れを知ることができますが、なかにはただの記録だと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。家系図には多くの情報が含まれており、ただの記録として扱うのはもったいないかもしれません。
そこで今回は、家系図を作成して得られる情報やできることについてご紹介します。
家系図の作成でできることや得られる情報
家系図は、単に先祖や子孫の名前を記録するだけのものではありません。家系図を作成することで、人生をより豊かにできるでしょう。家系図の作成によってできることや得られる情報には、次のような内容があります。
自分のことをより深く理解できる
祖父母の名前まではわかるけれど、曽祖父母や高祖父母の名前はわからないという方も多いのではないでしょうか。家系図作成によって、自分のルーツや先祖のことを詳しく知ることができます。ルーツを知れば自分自身への理解も深まり、自己肯定感などにもよい影響を与えるでしょう。
多くの人と関わりをもてるようになる
家系図を作ると、さまざまな苗字とのつながりなどがわかります。これまで無関係と思っていた苗字とのつながりを知ることで、さまざまな人との共通点が見えてくるでしょう。共通点があればお互いに親しみが湧き、多くの人との関わりを感じられるようになるため、人間関係が豊かになる可能性があります。
次の世代への架け橋になる
最近は終活をする人が増えていますが、終活の一環として家系図を作成するケースも増えています。家系図を作っておけばルーツを子孫に伝えられるため、子どもや孫も自分のことをより深く理解できるようになるでしょう。また、遺産相続が発生した場合にも、家系図があれば関係性を確認することが可能です。
思い出づくり
年配の方にとって家系図には懐かしい名前が並ぶため、先祖を思い出して懐かしむことができます。お正月や法事などで親族が集まった際に、一緒に家系図を見れば、思い出話に花が咲くでしょう。家系図作成は家族の思い出にもなるため、両親や祖父母へのプレゼントとして贈る方も増えています。
病気のリスクや予防対策
家系図に死因を書き添えておけば、先祖が亡くなった原因によって発症リスクが高い病気を知ることが可能です。家系図から自分がどのような病気にかかるリスクがあるかを把握しておけば、必要な予防対策を講じやすくなるでしょう。また、家系図は特に書式が決まっているわけではありません。情報を盛り込みすぎてしまうと見にくくなりますが、必要な情報の記載は、健康のためにも有益な情報になるでしょう。
家系図と家系譜ならどっちがいい？
家系図と似たものに家系譜があります。どちらを作成すべきか悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。以下では、家系図と家系譜それぞれの長所と短所をご紹介します。どちらを作成するか決める際の参考にしてみてください。
家系図とは
家系図は縦系図とも呼ばれ、先祖から現在まで自分につながる親族の関係をわかりやすい図にしたものです。
＜家系図の長所＞
家系図は基本的に名前だけが書かれているシンプルなものがメジャーであるため、親族のつながりが一目でわかりやすいという長所があります。主に、親族との関係性を確認するのに適しているでしょう。
＜家系図の短所＞
家系図はシンプルであるがゆえに、詳細な情報を知ることができません。名前だけ、もしくは名前と生年月日程度しかわからないことが多いため、詳しい情報を盛り込みたい場合は家系譜の作成をおすすめします。
家系譜とは
家系譜とは横系図ともいい、家系図よりも詳しい情報を記載したものです。家系図は上から下に向かって書いていきますが、家系譜は右から左へ書いていきます。
＜家系譜の長所＞
家系譜は横向きに書いていくため、名前の後ろにさまざまな情報を書き込むスペースを確保できます。詳細な情報を記載でき、家系図だけではわからない情報が見られることが家系譜の長所です。家系譜の書式などは特に指定がないため、作成者が自由に内容を決められます。また、家系譜には子孫を書き加えやすいという長所もあり、今後何代にもわたって追記していきやすいでしょう。
＜家系譜の短所＞
家系譜は一人ひとりの詳細な情報を含むため、下調べや作成には家系図作成以上の手間がかかります。また横に長いため、親族のつながりや関係性を一目で把握することは難しいでしょう。親族のつながりを把握するには、シンプルにまとめられた家系図のほうが適しています。
まとめ
家系図を作ることでルーツや先祖について深く知り、次の世代にも伝えていくことができます。ハッピーメモリーズは90年以上に渡り、家系図作成に携わってきた実績がございます。「家系図を作りたいけれど調査する時間がない」「自分で作るのは難しそう」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
