家系図のさまざまな種類や使用目的をご紹介 – ハッピーメモリーズ

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家系図の使用目的で作り方を変えると便利になる?載せるべき情報を紹介

家系図の使用目的で作り方を変えると便利になる?載せるべき情報を紹介

家系図にはさまざまな種類があり、どのような様式や仕上げにすればいいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。家系図は使用目的別で情報を分けることによって、より便利に使うことができます。
今回は、家系図のさまざまな種類や使用目的別の載せるべき情報をご紹介します。

目次

家系図作成の種類について

一口に家系図と言っても、さまざまな種類があります。
ここでは、様式と載せる家族の範囲を見ていきましょう。

家系図の様式の種類

家系図の様式には「縦系図」と「横系図」の2種類があります。

縦系図
縦系図は、世代順に上から下へとつながる家系図です。世代ごとに横一列で並んでいるため、見た瞬間に家系の全体像がわかりやすいのが特徴です。
また、縦系図は中心人物によっても種類が分かれており、自分を中心とした縦系図と先祖を中心とする縦系図があります。

横系図
横系図は、古い順に右から左へとつながる家系図です。縦系図と比べて、新たに判明した先祖や子孫の追加を行いやすいというメリットがあります。
一方で人物が横一列に並んでいるため、関係を把握するには系図を追う作業が必要で、世代などがわかりづらいというデメリットがあります。

家系図に載せる家族の範囲の種類

家系図にどの範囲までの家族を載せるかについては、特に決まりはありません。
ただし、載せる範囲にはある程度の段階があります。多くの家族を載せたくても、どうしてもスペースには限りがあるため、下記の段階の順にどこまで範囲を広げるか検討してみてください。

1. 直系の先祖・子孫
2. 直系先祖の兄弟姉妹
3. 直系先祖の兄弟姉妹の配偶者・子ども
4. 実子と養子
5. 戸籍でわかる範囲以外の親族

基本的に「直系の先祖・子孫」と「直系の先祖の兄弟姉妹」は家系図に載せます。その他は、家系図の用途やスペースの余裕に合わせて判断しましょう。

使用目的別のおすすめ家系図作成について

家系図には、さまざまな活用方法があります。
ここでは、使用目的に合わせた家系図作成について解説します。

終活や相続として活用

家系図は、終活や相続の際に活用できます。終活では遺言を書いたり自分史を作成したりする際に、家系図があれば役に立つでしょう。相続では、遺産相続に関係がある範囲の家系図が必要です。家系図がなければ、残された家族が相続人を確定させるために戸籍を取り寄せるなど、多くの時間と費用を費やしてしまいかねません。親族関係が複雑な場合、正確に作成された家系図があれば重宝します。
相続に家系図を活用する際は、最低でも相続に関係する下記の範囲を網羅しておきましょう。

● 配偶者
● 子
● 親
● 兄弟姉妹

医療の一環として活用

家系図は、医療の一環としても活用可能です。家系図に既往歴や死因を書き添えておけば、遺伝性で発症リスクが高い病気を知ることができます。遺伝子医療や遺伝カウンセリングでは、下記の目的のためにも家系図が欠かせません。

● 診断
● 予後判定
● 診療方針決定
● 家族に対する情報提供や心理的サポート

ご先祖供養として活用

家系図を通して、自分のご先祖がどなたでどのような時代を生きたのかを理解し、子孫に引き継いでいくこともご先祖供養の一環です。ご先祖の命日を家系図に記載しておけば、法事などのご先祖供養を行う際の備忘録としても活用できるでしょう。

家系図作成を業者に依頼するメリットと自作するメリット

家系図を作成するには、業者に依頼するか、自作するかの2つの方法があります。

業者に依頼するメリット

家系図の作成を業者に依頼するメリットは、主に下記の4つです。

● 自分で調べる手間が省ける
● 短時間で作成できる
● 信頼性の高い家系図を作成できる
● 家系図を作成する目的に応じてプランを選べる

戸籍情報を自分で取得するのは、意外と手間がかかるものです。業者に依頼すれば、ほとんどの作業をお任せできるため、手間がかかりません。古い戸籍情報も正確に読み解いてまとめられ、短時間で信頼性の高い家系図を作成できるでしょう。
また、家系図を作成する目的によって記載する内容は異なりますが、知識をもったプロに依頼すれば最適な家系図を作成してもらえるでしょう。

自作するメリット

家系図を自作するメリットは、主に下記の2つです。

● 低予算で作成できる
● 自分で家系を調べる楽しさがある

家系図の作成にあまりお金をかけたくない方は、自作がおすすめです。戸籍情報の取得費用は、多くても数万円程度で済みます。また、自分で家系を調べる楽しさを味わえることも、家系図を自作する醍醐味でしょう。自分のルーツを辿ることで、新たな発見ができるかもしれません。

まとめ

家系図は、ただ家系を図式化して残すためだけのものではありません。終活や相続、医療、ご先祖供養などのさまざまな活用方法があるため、目的に応じて作成しましょう。家系図を個人で一から作成するのは、専門知識がなければ難しく、なにより時間がかかります。
ハッピーメモリーズでは、家系図制作会社として専門的な知識をもったプロが家系図を作成しています。無料で簡易家系図を作成できるサービスもあるので、ぜひ一度ハッピーメモリーズにご相談ください。

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